初代
the
founder
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1921
前田 利平(廣七)
初代の店主・前田利平は、小網町(現・平和公園の南西)にて呉服商「いづゝや」を創業。戦前の商店街は、現・平和公園の南西から北東へと横断し、現・本通りまで続く長い商店街で大変活気がありました。店主であった利平も、職人たちと威勢のいい喧嘩をしたり、長着の裾をからげてステテコ姿で自転車に乗りまわったりと、そんなおおらかで活気ある時代でした。
お客様とは、店頭でも、外商でも、
お顔を拝見しながら
ご要望、ご無理を伺いたく存じます。
取引先は百年を超える商いを
されてきた店もちらほら。
どのような御品でも
取り揃え申し上げます。
初代
the
founder
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1921
初代の店主・前田利平は、小網町(現・平和公園の南西)にて呉服商「いづゝや」を創業。戦前の商店街は、現・平和公園の南西から北東へと横断し、現・本通りまで続く長い商店街で大変活気がありました。店主であった利平も、職人たちと威勢のいい喧嘩をしたり、長着の裾をからげてステテコ姿で自転車に乗りまわったりと、そんなおおらかで活気ある時代でした。
二代目
2nd
generation
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1948
戦争中は経済が統制され、まったく商売にならなかったようです。もともと威勢の良かった呉服屋の社長連中はみなひどく落ち込んだと聞きます。そんな時代を経て、戦後は次第に元気を取り戻します。二代目の耕資は、戦後まもなく店舗を現在の地へ移転。高射砲のエンジニア出身だった耕資は、兵隊から帰ってきた先代からの番頭、手代らとともに店を復興させていきました。
三代目
3rd
generation
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1976
養子に来た三代目展男の時代は、昭和50年代、オイルショック後の高度経済成長期。まだお正月には家族そろって着物を着る慣習があったころです。この時代は、婚礼衣装が商売の一つの柱。嫁入りの際には留袖、訪問着、附下、小紋、喪服を箪笥につめて嫁がせる、というのがまだまだ一般的でした。
四代目
4th
generation
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2005
2003年・29歳のときに代表取締役に。仕事の全体像もわかりにくいうえ、何一つマニュアルのない業界にはじめは戸惑いも。ひとつひとつに正面から向き合い、「伝統」をうのみにせず自分の感性と人とのつながりを大切に、商売に実直に向きあっております。四代で培われた確かな目と技を基盤に、現代の呉服屋の在り様を革新している最中です。